‘’本日 境内を守る 石垣復旧工事が無事に終了‘’
‘’本日 境内を守る 石垣復旧工事が無事に終了‘’
【この道は通学路 子供達のとても短い夏休み期間内に、お盆を前に工事を優しく終えて下さいました】
4年前の熊本地震にて崩落することはなかったものの、擦れや傾き膨らみがあり、地元の学生さんが毎日通学する道に古い石垣は面しておりましたので、1日も早く復旧工事をと考えておりました。
しかし、全てが全壊した当宮としては、神殿の事業を先に進めなければならず、石垣については手付かずの状態でありました。
その様な中、氏子さん、区長さんの温かいご要望を理解して下さった益城町が、先々月6月より復旧工事を公共事業として施工していただく事となり、本日、無事に当初石を再利用して、更にコンクリート新補強と排水機能を備えて、震災前の姿に蘇ることが叶いました。
梅雨に始まった復旧工事。
今年の梅雨は当県に取りましては、甚大な豪雨被害を齎した梅雨でありました。カッパ姿で大雨の中にて、
子供達は新型感染症の為、今年は短い夏休み。
来週から始まる益城町の小中学校。
通学路となる子供達の為に、梅雨明けから連続して夏の猛暑日の中に、急ピッチで工事を進め終えて下さいました。
石垣と石垣の隙間には、通常使用する白系統コンクリート色ではなく、境内景観を考慮して、石と馴染む黒系統のコンクリートを使用して下さいました。
御神木近くの石垣の基礎には、コンクリートを使用せずに根を傷めない工法にて施工下さいました。
昔から変わらない境内景観を守る、安心な通学路を守る、氏子の想いがまた一つ、理解して下さった行政のもと、大変に有難い事業として再興出来ました。
事業の概要は下記の通りでありましたが、その事業は多くの想いと優しさに包まれた、大変に有り難い事業でありました。
明日からは、施工業者さんのお心遣いにて、石垣上の参道の整備を奉納施工して下さる予定です。
【一歩づつ益城町再興】
『石垣復旧事業概要』
〝本事業は、平成28年熊本地震(これに伴う余震を含む。)による被災宅地、土地の復旧に要する費用を、益城町が熊本県から平成28年熊本地震復興基金の交付を受けて補助することにより、平成28年熊本地震による被害からの早期の復興と被災者の「痛みの最小化」を図ることを目的とします。
(交付対象者)
町内にある被災宅地・土地の復旧工事を行う所有者、管理者または占有者。
(交付対象となる土地の例)
平成28年熊本地震(これに伴う余震を含む)発生時に被害を受けた宅地・土地が対象となります。
地盤の復旧工事(陥没への対応工事等)
擁壁(ようへき)の撤去および復旧工事(再構築、補修等)〟
益城町HPより引用
越えられないと叫ばれてきた壁を、一歩一歩、これからも超える為に協力し、尽力してゆく決意であります。
<木山神宮情報>
▶ Yahoo!Japan 木山神宮ネット募金
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5071001/
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