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‘’鎮守の森 御神木には震災後 鷺サギのコロニー‘’

‘’鎮守の森 御神木には震災後 鷺サギのコロニー‘’
‘’幼稚園は今日からプールが始まる前にお参り‘’

今朝は阿蘇の休みをいただき、以前から気になっていた御神木に集まる鷺にカメラを向けてみました。
約三十羽はいるであろう、樹齢200年の杉の御神木には白鷺、青鷺の家族が巣をつくり、境内を飛び立った親鷺は、木山川や氏子地域の水田で捕まえた餌を、子供の鷺へ口移しにて与えている様子を確認する事が出来ました。
何度も何度も、親は飛び立ち、子供のもとに戻っては餌を与えていました。
お腹を満たした子供たちは、繰り返し繰り返し羽を広げては、こらからの巣立ちの準備をしているように見えました。
震災後に木山神宮を台風が襲った時、巣より落ちた鷺の赤ちゃんを保護し、御船町の鳥獣センターにて治療を施してもらい、回復した鷺を境内に還した事がありました。
もしかすると、親となった鷺がここを選び、毎年、子供達を鎮守の森で育てているのかな?と勝手に考えております。
熊本地震から4年 町の復興は進み、災害に強い、新しい道路、新しい住宅、新しい公共施設が次々と完成しています。
地元の幼稚園では、今日からプールが始まるとの事で、園を代表して年長さんが水泳帽子を被り、朝からお参りに来てくれていました。
(プールで怪我をしませんように)(泳ぎが上手になりますように)(神様宜しくお願いします)
この鎮守の森は変わらない。変えられない。
【益城町再興】
<木山神宮情報>
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ヤフーネット募金開始より丸4年を有り難くも迎えました。全国より多くの方より大切な御浄財をお預りしております。感謝申し上げます。
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‘’益城町再興の歩み‘’ 大分・宇佐にて現在
特集展示会が開催中
http://www.pref.oita.jp/site/rekishihakubutsukan/

以下 (鷺のことわざ) より引用

※お時間があればご一読下さい(^^

サギ科は60種、日本で19種と、高緯度地方を除く全世界に分布する。熱帯に多く、温帯では渡り鳥である。
昼行性サギ類、夜行性サギ類、サンカノゴイ類、ヨシゴイ類の4タイプに大別され、多くは、川岸、葦原、湖沼、水田などに住むが、ゴイサギは松林、竹林、雑木林などにコサギ等とともに混合コロニーを作り、樹上に営巣する。
体の大きさは中型から大型のものまで様々だが、くちばしと首と脚が長いという共通した特徴を持ち、主に水中の動物を捕食するのに適応した体形や行動を発達させ、魚類、両生類、昆虫など動物質の餌を食べる。
水の中をゆっくり歩いて接近したり、脚で水を掻いて獲物を追い出したり、水辺でじっと立ち止まって獲物を待ち伏せたり、翼をマントのように広げて覆いをつくり、その影に魚をおびき寄せたり、木の葉や羽毛を水面に投げ、これらを疑似餌に魚をおびきよせて捕らえたりもする。目立つ色彩をした種は湿原など見通しの悪い環境で単独で餌をとる傾向がある。
繁殖は昼行性サギ類のように樹上などで同じサギ科と混群をつくり集団で繁殖するものと、ヨシゴイ類のように湿原で単独繁殖するものがある。サンカノゴイ類では一夫多妻だが、多くの種は一夫一妻、雌雄共同で抱卵や育雛を行う。繁殖期には、飾り羽が生え、くちばしや脚、目先の裸出部が鮮やかな婚姻色に変わる。求愛期には色彩や羽が更に華やかになり、番(つがい)の雌雄はこれらを誇示する求愛ディスプレイを繰り返す。コロニーを形成するものは、非繁殖期に集団塒を形成するものが多い。
サギ類の中で一番目立っているのは、ふつう“しらさぎ”と呼ばれるダイサギ、チュウサギ、コサギで、これら3種は全身白色で、繁殖期には美しい蓑毛をもっている。
このことから、「さぎ」の語源は、『大言海』に「白羽ノ鮮明(さや)き意に通ズルカ」とあるように、白をイメージしたものとする説が多い。
“鷺”という漢字は、「万葉集」や「古事記」に使われ、古くから、「さぎ」と訓読されている。    藤堂明保『漢字の話』では「この字は“鳥+路 (字音を表す音符)”からなっているが、この“路”の字は、本来の意味とは関係なく、露(しらつゆ)をイメージしたものである。白露は、透明で朝日にきらきらと光る。サギは白露のような透明な羽をしているので、“鷺”といい、それを強調して“白鷺”というのである」としている。
山本襄太は『鳥獣名語源物語』でサギが満州語、蒙古語の白の音に近いこと、キ、ギが鳥の接尾語も、白い鳥の意としている。
『和名抄』には、鷺の鳴き声は人のよび、さけぶ声に似ているとあり、このことから、サギの語源は、喧しくさわぐの、「さわぎ」によるという。雛がいるコロニーは実に騒がしいことから、この説もうなずける。
ところが、“しらさぎ”の他に、「風土記」に“みとさぎ”の名がみられる。みとはみどりのつまったものという説があり、アオサギとされ、奈良時代から“みとさぎ”の名で知られるようになってきた。
さらに平安時代になると、他のサギも知られるようになった。
“おずめとり”“うずめ”“うすべ”(護田鳥)の名が見出されるが、これらはゴイサギの1種、ミゾゴイと考えられている。
おずめは気の強い女の意味で、うずめ・うすべは、それの音韻が変化したものとされる。
ミゾゴイは目が鋭いことから水辺で、田の見張りをするというので、護田鳥としたのであろう。田に水を引く樋(ひ)の口を守るという意から“ひのくちまもり”との異名もある。
ヨシゴイは黄褐色の羽色から“さやつきどり”と呼ばれた。
鎌倉時代には、『平家物語』に、勅命におとなしくに従って捕えられたことに感心され、後醍醐天皇が、五位の官位を授けたという“さぎ”の話がでていて、「ごいさぎ(五位鷺)」の語源とされている。
また、歌学書『八雲抄』には“あまさぎ”がでてくる。
安土桃山時代には、“だいさぎ”の名で、“しらさぎ”の中のダイサギを区別し、さらに江戸時代になると、チュウサギに“ちゅうさぎ”“がらりさぎ”“しまめぐり”の名が、コサギに“こさぎ”“いっぱいさぎ”の名が与えられ、区別されるようになった。また、サンカノゴイに、“さんかのごい”“やまゑぼ”“ゑぼさぎ”など名が付けられた。
『鷺の子供達が木山神宮の境内より無事に巣立ち大きく成長しますことを願い』🐣

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