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‘’神殿耐震補強の基礎杭打ち作業14本 全て完了‘’

‘’耐震補強の基礎杭打ち作業14本 全てを完了‘’

今月の4日 立春より行われております基礎土工事にて、神殿耐震補強14本、全ての杭を鎮守の森、地下15㍍迄の地盤層まで打ち込みを完了しました。
江戸後期の神殿当初材をこれより組み直してゆく為、新たに神殿耐震性の強化を計る作業が進められておりました。
これより268年前の部材を繕う為の作業場も無事に完成しました。
江戸時代ぶりの工事が今、進んでおります。
小さな報告の重ねかも知れませんが、当宮にとりましては大きく進む毎日です。
進みだした今日は、震災後に温かく支えて下さり、お見守りを下さいます全国の皆様方のお陰であります。
小さな一歩を、これからもお伝えて参る所存です。
熊本地震ーこれより先も歴史を失わない為に、益城町再興を成し遂げてゆく為にも、今後も慎重に丁寧に事業を進めて参ります。
自然が起こした天災に、益城町の歴史は

‘’決して奪えないー決して奪わせない‘’
‘’震災前にはなかった新しい力を得てゆく‘’

土工事と杭作業に合わせたように、晴天が続く如月の毎日。
境内では、大切に進む工事を喜ぶように、紅白の垂れ梅が満開を迎えております。
【益城町再興】

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