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【木山神宮 神殿復元事業 上棟祭 斎行のご報告】

本日は上棟祭を午前10時より、関係の代表者と共に滞りなく斎行いたしました。
氏子総代、奉賛会、商工会、行政、教育委員会、設計監理 、施工の工匠達と共に、江戸時代(宝暦2年)神殿建立より数えて270年ぶりに、再び棟木を故郷の空高くに上げることが叶いました。
上棟祭の特徴である上棟工匠式では、(・仮上げの儀・丈量の儀・曳綱の儀・槌打ちの儀・散餅散銭の儀)が厳粛に行われました。工匠(宮大工)だけではなく、参列者の皆様方の力を〝エイ、エイ、エイ〟との掛け声にて結集して、棟木は無事に上げられ、堅固に打ち固められました。
当初は神事後に古式に倣いまして、広く益城町の氏子、子供達に案内しまして、賑わいの餅まきを執り行う予定としておりましたが、感染症再拡大の現状を鑑みまして、祝の紅白餅と、ささやかな駄菓子は近所の小・中学生の子供さん達が下校する時間に合わせて、神社より直接ご家庭にお配りすることとしました。
嬉しそうに受け取ってくれました子供達の笑顔は、まさに故郷の宝であり、木山神宮へのお祝いでありました。
今後は、令和3年12月の神殿竣工に向けて、関係者と共に力を合わせて更に事業が加速することとなります。
熊本地震からの一つの節目を皆様方のお陰を持ちまして、本日、有り難く迎える事が叶いました。
震災以降、お支えとお見守りを下さいます皆様方へ感謝を申し上げ、大変に略儀なごら本日のご報告に代えさせて頂ければと存じます。
   【これよりも先も、益城再興に向けて】

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