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木山神宮指定寄附金募集終了のお知らせ

予てから木山神宮では、熊本地震により全壊しました幣殿・拝殿を再興するために(原状回復事業として)指定寄附金の募集を当宮ホームページ上で広く御浄財の募集を行っておりました。令和元年11月21日に熊本県知事より承認を受け募集を開始し、お陰をもちまして同年12月26日には募集目標に達して募集修了する運びとなりました。下記のとおり、ここに指定寄附金募集終了の経緯を申し上げますとともに、御支援を賜りました地元、益城町の氏子様には謹んで感謝を申し上げます。

・指定寄附金制度について
 
平成28年4月に発生しました熊本地震によりまして、最大震度7を2度受け、境内の全ての建造物が全壊する未曾有な被害を受けました。その後、未指定文化財でありました江戸後期(宝暦2年)建立の神殿は震災後にその歴史的価値が評価され、益城町の重要文化財「史跡(木山神宮境内)」として文化財指定を受け、現在は公的補助事業として復元工事に着手致しております。同じく全壊した幣殿・拝殿はつきましては文化財指定を受けていないため、いかに復旧させるのか非常に悩ましく、神殿復元事業にて氏子の皆様方には御寄付のお願いを申し上げておりましたので重ねてのお願いは申し訳なく、令和3年12月末の神殿竣工後の大きな難題でありました。
そのような中、昨年末より指定寄附金制度を申請させていただき、原状回復事業に御理解と御力添えお陰を賜りまして募集目標額を達することができました。 何より地元、益城町の氏子様より大きな寄付を当宮へお預かり出来ましたことは、指定寄附金と再興事業の本質上、大変に意義深く、誠に有り難い次第です。

・今後の事業計画について

立春を迎え、子歳の春で熊本地震より4年の月日が経過します。現在当宮では神殿の復元事業が順調に進んでおります。(令和3年12月末 神殿完成予定) 現在は基礎工事を行っております。
神殿復元事業においては、事業の地域的な意義付けと、教育活動への貢献もしながら、今後も適正かつ有意義な事業運営に努めてまいる所存です。 幣殿・拝殿の事業については、現在詳細な設計を行っておりますが、当宮は広大な境内地をもつ神社ではなく地元の守り神でありますので、限られた境内地の広さ故、神殿の復元事業が竣工してからではないと工事に着手出来ません。神殿の事業と平行して設計業務を確りと進め、神殿竣工後に速やかに工事に着手出来るよう準備して参ります。

今後も公式ホームページを介して事業報告を行ってまいりますので、引き続きご理解ご協力をお願い申し上げます。

                      令和二年二月五日
                      宗教法人 木山神宮 代表役員 矢田吉定

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