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震度7×2 全壊から復元への道

木山神宮の再興への歩み

熊本地震により境内全ての建造物が全壊した益城町の神社は、解体撤去費用が掛からない公費解体制度を使わず、可能な限り全壊した神殿部材を使用し、震災前の姿へ蘇る道を進むと決意致しました。
膨大な時間と莫大な費用を要する事業でありますが、故郷の神社として十年後・五十年後・百年後を見据えた益城町再興の事業とするための選択であります。

部材ひとつひとつを宮大工の手にて分解し、専門的な有識者の指導のもと調査し、全壊した状態から設計業務を進め、約二万パーツの部材を格納する事業を第一期事業と致しました。

木山神宮 平成30年度平成28年熊本地震被災文化財復旧復興事業

1 補助事業名 木山神宮境内(本殿)災害復旧事業 

2 補助事業の概要

平成28年熊本地震によって損壊した木山神宮本殿(江戸時代後期 宝暦2年 1752)の復旧事業を平成30年度から令和3年度までにわたり実施する。
本殿はほぼ全壊しており主要構造部にまで破損が及んでいる為、全ての部材を解体して組み直す「解体修理」を行う。取り外した各部材は格納コンテナを併設し、保管する。平成30年度は本殿の解体を実施し、解体中に行った実測調査、痕跡調査、仕様調査などの結果をもとに修理の方針を決定し、設計を行う。
令和元・1・2・3年度はこの設計に基づき修理作業(組み直し作業)を実施する。

3 仕様 宗教法人木山神宮の直営事業とする。

4 事業の方針・組織
 事業責任者 
 宗教法人木山神宮 宮司 矢田吉定
 宗教法人木山神宮 禰宜 矢田幸貴

 指導  
 熊本大学工学部建築学科 教授 伊東龍一 
 熊本県立大学・久留米工業大学
 熊本県教育委員会文化課
 益城町教育委員会生涯学習課
 公益財団法人 文化財建造物保存技術協会

5 第一期施工 
Y・O設計一級建築士事務所 大分県日田市

6 作業手順  
銅板屋根除去→屋根下地及び小屋組材の除去→軸部木材等の除去→床部材除去→全木材格納→
実測調査・痕跡調査・仕様調査→実施設計

第一期補助事業の着手及び完了の予定期日
着手    平成30年3月1日
完了    令和元年10月31日

7 第一期事業費 平成30年度平成28年熊本地震被災文化財等復旧復興事業補助金25%、益城町補助金50%を活用し、事業費の25%は所有者木山神宮負担とする。 
        
      42,932,000円

【熊本地震にて震度7を2度受け、全壊した江戸時代の神殿を全て分解格納調査し
その部材を使用し震災前の姿に(復元)組み直して参ります】

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